狭い店なのでキレイな組立スペースを確保できませんがココで組立をしています
背景の自転車と重なって解かり辛い写真も有ると思いますが気にしないでネ!
スポーツ車 フレーム編 | ||
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PINARELLO社製の 2005 GALILEOを組立します 2006年度からは完成車のみの販売となりフレーム単体での販売やコンポーネントパーツカスタムオーダーが若干難しくなりました!? その代わりお求め安い価格になりましたが・・・どうでしょう??? この写真で解って頂けると嬉しいんですが・・・05と06のGALILEOはフレームが全く違います!05モデルまではトップチューブとダウンチューブが変型加工された特殊なチューブを採用していましたが06モデルは丸いノーマルな形状のチューブを使用しています |
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さて話を元に戻してココから当店で行っているフレーム加工を説明します 先ず左上の写真ですが・・・ BB(ボトムブラケット)シェルのネジ山を一軸BBタップを使ってキレイに修正します 一軸ガイドを通じて左右同時にネジ山修正作業を行うので正確な芯出しが出来ます 次に右上の写真です ねじ山修正作業の後BBシェルのバリ取り&面出しに使うフェーシングカッターです スプリングで押しつけながら作業しますこの作業で正確な面出し&バリ取りができます SHIMANOのホローテックUの場合は左右のBBシェルフェースをカットします |
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Before and After どうですか? フェ−シングによりスムーズなBB軸の回転が得られます 場合にもよりますがペダリングが軽くなった事を実感出来ますよ |
床に残った残骸です BBフェースにはけっこうな量の塗料が盛られているんですよ |
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ヘッドパイプの写真です 従来のレギュラーサイズやオーバーサイズの場合はフェ−シングをするんですが最近はインテグラルヘッドが主流となりフェ−シングをする事が少なくなりました インテグラルヘッド豆知識(HOZANのHPです) 今回のGALILEOはインテグラルヘッド規格でシールドベアリングが内蔵されていました・・・がフタを開けたらグリスが殆んど有りませんビックリしました(安い大量生産車ならこんな事もしばしばあれど、老舗ブランドのPINARELLOでこんな状態を見るとは・・・イタリア人はもっと職人気質じゃないのか?) テフロン系ベアリンググリスをタップリ上下のベアリングに塗り込んでこれで一安心 1日長い距離を走るサイクリングや道路状況によりこまめなハンドルの切り返しが多い場合等、自転車の回転部分が少しでも回りが軽いと乗り心地や疲れが全く違いますよ ヘッドパイプ(ハンドリング)・BB軸&ペダル(ペダリング)・前後車軸(ホイールの転がり) |